自宅を手放さずに住宅ローン破綻する方法もある

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自宅を手放さずに住宅ローン破綻する方法もある

離婚した夫がローンの返済をせずに 破綻してしまったNさんのケースをご紹介したいと思います。

Nさんは、3人の子供を引き取って離婚します。そして離婚する際には、マンションを貰って子供と一緒に住むこと,住宅ローンは別れる夫が支払うことを求め、夫も これを了承していました。

ところが元夫はローンの支払いをせず、連絡も取れない状況です。すでに滞納期間は6ケ月となっていました。

幸いにも代位弁済はまだされていませんでしたが、任意売却するにも 所有者である元夫の了承がなければ不可能です。元夫が出てくるか 競売になるのを待つしかありませんでした。

そんなある日のこと、Nさんのお父様から「私が購入しても良い。2000万円までなら準備できる」と、思いもよらない嬉しい連絡が入ったのです。

そこで信用保証会社に連絡をし、お父様とは言わずに「購入希望者がいるので任意売却したい」旨を伝え、購入申込書と配分表をファックスします。3日後に「1850万円で良い」との回答が得られました。

ただ、元夫の了承がないので売却できず、半月後には競売開始決定通知書が届きます。

Nさんやお父様には今後の流れが説明されていたので、慌てることなく Nさんは元夫の居場所捜しに奮闘します。そして1ケ月後に見つけ出し、委任状に判を押させることができたのでした。

その後の決済日に元夫が姿を現すことはありませんでしたが、こうした事態を想定して準備できていたので 無事に決済終了です。

そして、そのまま住み続けることができたのでした。

このケースは一種の親子間売買ですが、専門家のテクニックがあってこそです。

ですから、ローン問題で悩みがあるのなら、ぜひ専門家に相談してみてください。

 

 

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