元消費者金融マンが借金について色々と語っています。

お店から徒歩1分にある写真屋の店主さん

こんな人もいました。私が勤務していた消費者金融の店舗から徒歩1分にある写真屋さんの店主さんです。

しかも、この店主さんとはかなり長い取引があるようで、私が入社する前からのお付き合いということでした。

本当に眼と鼻の先にあり、外出したときには近所でばったり会って挨拶を交わすこともちょくちょくありました。本当にいろいろな人が利用しています。

しかし、ある時から、その店主さんの支払いが滞り始めます。付き合いが長いですし、近所ということでそれほど(回収不能の)心配はしていませんでしたが、その店主さんのお店が閉まる回数が増えてくると、さすがに心配になりました。

その店主さんの写真屋は個人店になり、かなり経営が悪化しているとのことでした。銀行などは個人事業主にはなかなか融資をしてくれませんので、消費者金融で資金繰りしていたとのことです。

付き合いが長いということで、その店主さんも来店していろいろと相談してくれました。今はお店が苦しいから、別にアルバイトをして生活しながら借金を返している状態とのことでした。

私も支払期日を延ばすなどで相談に乗りましたが、他からも借金をしていましたのでついに破綻してしまい、結局その写真屋を閉めることになりました。

その店主にも言ったのですが、個人事業主が消費者金融でお金を借りて破綻しないわけはありません

消費者金融の金利よりも高い利回りを得ることは、普通の商売では困難と言えるからです。

お店を閉めるかどうか決断するのは、消費者金融で借金をする前にするべきだったのです。

当時はまだ過払い金の返還請求が珍しい時代でしたので、過払い金でという選択肢もありませんでした。

まあ、その店主さんは「苦しいときにはいつも助けてもらった」と言っているぐらいなので、過払い金の返還請求を誰かに勧められても、しなかった可能性が高いと思いますけど。

返済できるお金がなかったり、返済できる自信がない人は すぐに専門家(司法書士・弁護士)へ相談するべきです。
相談するのにお金はいりません。とにかくダメ元で相談してみるのです。

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