借金の回収方法

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借金の回収方法

給与を差押する

貸金業者の伝家の宝刀とも呼べる借金の回収方法が、給与の差押だと思います。誰でも給与を得て生活をしていると思いますので、その給与の一部を没収される給与の差押は、大変強力な威力を持っていると思いま…

訴訟を起こす

すべての貸金業者が行っているわけでありませんが、債務者に対して訴訟を起こし、それによって借金の回収をするということが行われています。 債務者への訴訟は、貸金請求事件として簡易裁判所または地方…

情報機関で照会する

債権の回収能力の高い貸金業者ほど、個人信用情報機関を上手く活用しています。債権の回収業務で1番重要なのは、どれだけ相手を知るということだと思います。 延滞している人のことをどれだけ知っている…

住民票を取り寄せる

貸金業者からお金を借りるときには、必ず金銭消費貸借契約書を交わします。お金を借りることで精一杯で、この契約書を細かく見ない人が多いのはある意味では仕方のないことです。 たとえその契約書に書か…

債務整理を要求する

債務者に消費者金融業者が債務整理を促すことは、常識では考えられません。債務者が債務整理をすると、消費者金融業者はまず間違いなく将来受け取ることにできる金利は諦めなくてはいけません。 さらに、…

しばらく放っておく

長期間にわたって延滞し続けている人は、お金がないという理由ではなく、たんに返済する気がないという理由から返済をしないことが多いと思います。 一般人にはこういった人たちがどういった心境なのかを…

解約をチラつかせる

消費者金融業者の回収方法で、解約をチラつかせながら返済を迫るというのは多いと思います。 消費者金融業者から強制解約になると、当然一括請求になります。さらに、個人信用情報機関に強制解約の事実が…

やくざに債権移動?

きちんと国に許可をもらっている正規の消費者金融業者の中には、延滞している債務者に向かって、暴力団に債権移動されたくなければきちんと返済するようにというニュアンスで督促を行うことがあります。 …

差押をチラつかせる

動物は未知のものには恐怖を感じると思います。人間もそれは同じで、自分が経験したことのないことについては、少なからず怖さを感じると思います。 差押と聞いて、詳しくそれについて説明できる債務者は…

100円でも入金させる

督促が非常に厳しい消費者金融業者には、100円でも入金させるところがあります。これは、汚い言葉で言えば、有り金を全部入金しろというところがあるということです。 ほとんどの消費者金融業者は、1…

一括請求をチラつかせる

延滞をしている債務者の中には、真面目な人も多いです。消費者金融業者では、真面目な人には一括請求をチラつかせるという借金の回収方法を行なっています。 お金がないから返済できなくても仕方がないと…

返済額を減額する

返済が厳しい債務者に対して約定の金額を請求しても、どうがんばっても返済は無理だと思います。それなら、今月は利息だけにするとか、本人が今月払える金額にするとか、返済額を減額するほうが良いこともあ…

和解をチラつかせる

借金の回収をする際には、とにかく延滞している債務者を返済する気にさせることが重要です。 債務者の財布を力ずくで奪って無理やり返済させるというのは当然違法なので、債務者本人に自ら返済をさせなく…

債務者の話を聞く

消費者金融業者によって督促の仕方が全然違いますし、督促をする人によっても督促の仕方は違ってくると思います。 回収能力の低い消費者金融業者や督促者には、債務者の話を一切聞かないという傾向があり…

督促者の性別を変える

督促業務は男性、貸付業務は女性にという消費者金融業者は多いと思います。融資の受付が男性よりは女性のほうが安心できますし、督促を女性がすると逆恨みなどで従業員が襲われるのが怖いです。 また、督…

部署を変える

消費者金融業者には、長期延滞者のみを扱う回収専門の部署があるのが一般的です。消費者金融業者の支店では、延滞分の回収よりも貸付業務のほうを優先しなければいけないからです。 どれだけ回収率を上げ…

嘘を見破る

消費者金融で督促業務をしていると、こうも人間は嘘をつくものかと思ってしまいます。それほど、債務者というのは嘘をつくことが多いのです。 「明日払う」と言った債務者のうち、半分は明日になっても入…

勤務先への訪問

以前までは勤務先への訪問回収が、消費者金融の間では普通に行われていました。 督促をしても良い時間帯は、朝の8時から夜の9時までに限られています。しかし、その時間帯のほとんどは、仕事をしている…

夜間の訪問

貸金業者の回収方法を規制している法律は、貸金業規制法になります。この貸金業規制法では、社会通念に照らし不適当と認められる時間帯での督促行為を禁止しています。 具体的には、夜の9時から朝の8時…

早朝の張り込み

貸金業規制法では、貸金業者の夜9時から朝8時までの督促行為を禁止しています。そのため、朝8時よりも早い時間に督促を受けることは通常ありません。 この督促行為には、電話による督促だけでなく、訪…