個人間での借金でお金を貸す側が注意すべきこと
個人間でお金を貸し借りを行う場合、いつまでに
いくらを返済するかというのは口頭で行われることが多いです。
よく言われるのが、「有るとき払いの催促無し」という
借り手側に都合のよいものですが、これには注意しなければなりません。
このような自分勝手な言い分で返済しようとする人は、
ほぼ間違いなく返済する気はありません。
個人間の貸し借りであっても、それが例え口頭でのやり取りであっても
法的には返済の義務は発生しています。
ただ、口頭でのやり取りでお金の貸し借りをする場合は、
基本的にお金が返ってこないということを覚悟しておくべきでしょう。
知り合いだからという理由で、安易にお金を貸すようなことをすれば
その瞬間から知り合いという枠組みを超えた関係となり
お金というもので縛られた関係となってしまいます。
よほどのことが無い限りは、知り合いへお金を貸すという
行為は避けるべきでしょう。
むしろ貸すぐらいであれば「あげる」もしくは「貸さない」という
形をとったほうが、双方の関係は良好なままでいられる可能性が高いです。
「有るとき払いの催促無し」なんていう言葉がまかり通るぐらいですから、
貸したお金は返ってこないと考えたほうがよいということです。
そして最初の1回目は「返さなくていいよ」という形で1万円を渡した場合、
その後に2回目、3回目と続く可能性があることも問題となります。
お金の魔力というのは貸す側も借りる側も理解していないと、
知らない間にその魔力に取り付かれてしまいます。