消費者金融業界について

元消費者金融マンが語る【借金返済のいろは】TOP > 消費者金融業界について


消費者金融業界について

なぜなくならない過酷な取立て

消費者金融業者による過酷な取立ては、年々おとなしくはなっていますが、それでもまだまだたくさんあると思います。 消費者金融業者は厳しい規制をかけられていますが、多くの業者がその規制を超えた、も…

他で借りて他に貸す

消費者金融業界は、銀行などと違って高金利で営業しているから、それだけ儲けが大きいと言う人がいます。 これはまるっきり間違いとまでは行かないにしても、かなりこの業界の構造を誤解していると思いま…

個人情報に敏感な業界

消費者金融業界ほど、個人情報に敏感な業界はないと思います。消費者金融では、顧客の住所、電話番号、勤務先、勤務年数、所得、家族構成、持ち家か賃貸かなどのパーソナル情報を保持しています。 さらに…

暴力団とのつながり

消費者金融業界では、あまりに長期間延滞すると暴力団に債権が渡り、暴力団から取立てをされると思っている人も多いのではないでしょうか。 実際、長期間延滞してしまい、消費者金融業者からすぐに払わな…

貸すときの顔、返済が遅れたときの顔

消費者金融業界には、はっきり言って2つの顔があると思います。 1つは貸すときの顔です。消費者金融に融資の申し込みをすると、女性社員が本当に優しく丁寧に対応してくれます。 ミナミの帝王にある…

意外に厳しい社内規則

消費者金融でちょっと強面の男性が対応するというのは、もう過去の話ですよね。ただ、まだまだ中小の消費者金融業者の中にはそういったところもあることは否定できません。 しかし、大手や準大手、または…

利益至上主義に走る会社と社員

全てのとは言いませんが、消費者金融業者の多くが利益至上主義だと思います。会社の方針は、そのままそこで働く社員の異常な行動に写し出されることがあり、消費者金融業界に暗い影を落としています。 消…

違法業者だらけの業界

いろいろとマスコミや世間から冷たい目で見られている消費者金融業界は、確かに健全な業界とは言えないと思います。 年々、消費者金融業者への規制が厳しくなり、徐々に健全化されつつありますが、正直な…

IT化の波

インターネットが企業だけでなく一般の消費者にも普及するようになり、多くの企業が業態のIT化を推し進めています。 どの業界でもインターネットを使ったビジネスモデルが流行し、そうした流れは消費者…

専業では生き残れない

消費者金融を営む経営者が口を揃えて言うことは、消費者金融という専業では今後は生き残れないということです。 これまでは、消費者金融が1番収益が高い金融業態でした。クレジットカードや信販、銀行よ…

日本貸金業協会

消費者金融業界には、日本消費者金融協会や消費者金融連絡会といった任意団体がありますが、それらはあくまでも消費者金融業者の作った団体であり、消費者金融業界の利益に繋がることしか行いません。 そ…

団体信用生命保険の誤解

マスコミに悪いイメージを持たれている消費者金融業界では、たとえお客様のためをと思って行ったことでも、マスコミから激しく非難されることがよくあります。 その代表的なものが、団体信用生命保険の運…

細る消費者金融業界

消費者金融を利用したいというニーズはあるにもかかわらず、法律によってその利用を規制されるというのは、少し変だと思います。 今後は、総量規制によって年収の3分の1までしか消費者金融を利用できな…

金利引き下げで業界はどう変わる?

2008年の施行を目標に作成されている法律で、消費者金融の上限金利が今の年率29.2%よりも引き下げられることは間違いありません。 最高裁判所が利息制限法に定める上限金利を超えた分の金利につ…

問われるコンプライアンス

消費者金融業界が真っ先に問われることは、コンプライアンスだと思います。コンプライアンスとは間単に言えば、法令順守のことです。 このコンプライアンスを守らない企業は本当に多いと思います。食肉偽…

商工ローン問題

消費者金融業界のコンプライアンスが問われ始めたのは、2000年の商工ローン問題があってからだと思います。 商工ローン問題とは、事業者金融会社の日栄による過剰貸付と過酷な取立て行為が露見した事…

見えない全体像

消費者金融業界の評判が上がらない理由の1つは、消費者金融を健全に利用している人が、なかなかそのことを公言しないからだと思います。 現在、日本の就業人口は6000万人と言われています。そのうち…

鎖国状態だった消費者金融業界

1977年にアメリカ系の日本アブコ・ファイナンス・サービスが日本での営業を始めたのが、黒船到来とまで言われたアメリカの消費者金融業者による日本進出の始まりでした。 ここから2年半の間に、実に…

儲けるだけというイメージ

消費者金融業界が世間でどう思われているのかは、これまでのメディアの対応でよくわかります。 消費者金融は、自分たちが儲けるためなら、他人が不幸になっても知ったことではない、といったイメージを持…

金利が下がるほど多重債務者が増える

消費者金融というビジネスモデルが登場したころの金利は、年率109.5%でした。それが1991年には年率40.004%、2000年には年率29.2%、そして今度の法改正では年率15?20%になる…