職種による有利不利

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職種による有利不利

借りる側にはあまり知られていませんが、貸金業者の貸付審査では、申込者の職種によってとても有利不利が働きます

貸付審査の判断基準は各貸金業者によって違いますが、職種による有利不利についてだけ言えば、どこも判断基準に大差はないと思います

貸金業者にとっては、職種というのは返済能力を判断する1つの材料となっています。例えば芸能人やプロスポーツ選手などは収入が高いかもしれませんが、その分浮き沈みが激しく、安定した収入とは言えません。

一方、収入は低くても会社から安定した給料をもらえるサラリーマンは、収入が安定していると言えます。

貸金業者は高収入でも不安定な職種の人よりも、収入が低くても安定した職種の人にお金を貸したいと考えるのです。

また、離職率の低い職種というのも、貸金業者がお金を貸したがる職種になります。営業職は離職率が高いのでそれだけ審査が厳しくなりますし、事務職のように離職率の低い職種なら審査も緩くなるということです。

世間では貸金業者はろくに審査もしないでお金を貸しすぎだと批判されていますが、職種によってもお金を貸すかどうかを判断しているほど、貸金業者は意外と念入りに審査しています。

絶対に融資をしないという職種もあれば、他の条件次第では融資する職種、高額な融資はしないが少額の融資ならОKという職種など、各貸金業者によって審査基準が決まっていると考えて良いと思います。

ただ、職種だけで審査するわけではありません。他の条件と総合的に判断して審査しますので、融資を受け難い職種の人でも、最初から諦める必要はないと思います。

 

 

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