残価設定型ローン
自動車ローンの中には、残価設定型ローンというものがあります。
残価設定型ローンとは、何年後かに購入した自動車を引き渡すことを条件にして、車両価格の一部を据え置きにするというものです。
簡単に言えば、自動車価格から数年後の下取り価格を差し引いた金額に金利を加えたものを、分割で支払っていくということです。
新車を自動車ローンで購入するときによく用いられているローンですよね。
自動車によっては、3年後の下取り価格が購入金額の半分以上になることがあります。そうなれば、半額でその自動車を購入することができるということですよね。
しかも、分割での支払いになりますので、手元にお金がなくても買えるということです。これはちょっとお得感があります。
ただ、そのときに自動車は格安で購入できるかもしれませんが、数年後にはまた新しい自動車を購入しなくてはいけないということを忘れてはいけません。
結局はどんどん新車を購入することになり、計算するとかなりの金額を自動車の購入に使っていることになると思います。
常に最新の自動車に乗りたいという人は良いとしても、そういうわけではないという人は、安易に残価設定型ローンに手を出さないほうが無難でしょう。