悪質リース金融

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悪質リース金融

いろいろなヤミ金融業者がありますが、悪質なリース契約を利用する業者がいます。リースするもものによって、家具リースとか車リースとか呼ばれるヤミ金融業者のことです。

家具リースでは、多重債務者など資金に困った人の自宅に行き、冷蔵庫やエアコン、ベッド、ソファー、テレビなど、あらゆる家具やものを一旦買い取ります。

もちろん、買取り額は異常に低い金額になることは言うまでもないですよね。

そして、これらの買い取ったものをすべてその人に貸すリース契約を結ぶことになります

このリース料が金利に該当し、買い取った金額が融資額に該当するわけです。

この手法だと、金銭消費貸借契約にならないことが、この悪質リース金融の考えたところです。表向きはリース契約になりますので、そこでは出資法の制限を受けません。

実質的には違法な高金利で貸付をしている貸金業者になりますが、何かあればリース業者であると主張して、その罪を逃れようと言うのです。

車リースについても同様です。車を一旦買い取った形にして、リース契約を結びます。債務者からは毎月リース料と言う名目でお金を受け取ることになります。

被害者はリース契約を隠れ蓑にされて、違法金利に気がつかないケースが多いのが悪質リース金融の特徴です

取立が厳しいのは当然です。返済しないと家中のものをごっそりと持っていかれてしまいますよね。

 

 

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