収入が変われば毎月の返済も変える
借金で失敗しないためには、何をおいても計画的に返済を進めることです。でも、この計画的というのが実は落とし穴で、計画的に返済できないアクシデントが発生することが多いです。
代表的なアクシデントと言えば、収入面が減ることでしょう。毎月の給料が減ってしまうこともあれば、当てにしていたボーナスがもらえなかったということもあります。
収入が減ってしまえば、当初の返済計画を維持することは困難です。収入が変わるなら、それにあわせて返済計画も見直さなくてはいけません。
しかし、収入が減ったからと言って、返済計画を見直せない人がたくさんいます。
返済方法については借入時に決定されますので、返済の途中で利用者が勝手に変えることはできないですよね。
では、貸金業者に毎月の返済額を変更してほしいと伝えれば、返済額は変わるでしょうか？
ほとんどの人がこれについてＮＯだと思っているようです。貸金業者は契約を大事にし、その契約内容を決して変えないと思っているのです。
確かに、利用者から給料が下がったから毎月の返済額を下げてほしいと相談されても、一切応じない貸金業者もあります。
でも、給料が下がったなどのしっかりとした理由がある場合には、それに応じる貸金業者も多いです。
貸金業者の儲けは金利になりますが、金利は返済が長期になればなるほど儲かるものです。
そのため、実は毎月の返済額を下げるのは貸金業者にとってもメリットがあるというわけです。
もちろん、その利用者のこれまでの実績も大切になります。
貸金業者から信用できない顧客だと思われていれば無理ですし、真面目な顧客だと思われていれば、意外と簡単に毎月の返済額を下げることを了承してくれるでしょう。
