受身すぎても良くない
債務整理を依頼した弁護士や司法書士に対して、受身すぎても良くないと思います。特に、年配者は弁護士や司法書士を頼りすぎて、すべてをお任せにすることが多いので、気をつけなくてはいけません。
債務整理を弁護士や司法書士にお願いするときには、最低でもどういった債務整理の方法があるのかぐらいは勉強しておく必要があると思います。
債務整理には、自己破産、個人再生、特定調停、任意整理があります。それぞれどういったものかということを理解しておいて、自分の希望を持っておくのが良いと思います。
何の知識も持たずに弁護士事務所を訪れても、相手も１から説明しなくてはいけませんので大変ですし、それを理解しなければいけない依頼者自身も大変だと思います。
債務整理をスムーズに進めるためには、依頼者自身がある程度の展望を描いておくことが大切だと思います。
また、どういった債務整理をするのかは、弁護士や司法書士が決めることではありません。弁護士や司法書士というのは相談を受けて助言し、依頼者の代理人となってそれを実行していくものです。
そのため、最終的な決断はすべて依頼者本人に委ねられるのが普通です。依頼した弁護士や司法書士にある程度はお任せするのは当然ですが、受身すぎてもいけないということです。
また、弁護士や司法書士にすべてお任せとしてしまうと、自分の希望した結果とは違った結果で終わってしまうこともあると思います。
そうなると、もう後悔しか残りませんので、自分のことですし、しっかりと債務整理に参加することが大切だと思います。
