借入れたお金をもらったものだと錯覚する

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借入れたお金をもらったものだと錯覚する

借金で失敗する人の中には、借金したお金をもらったものだと錯覚してしまう人がいます。

人間というのは不思議なもので、借りたものを自分のもののように錯覚してしまい、返すことを忘れてしまうことがあります。

よく、友達に漫画やCDを貸して返ってこなくなることがありますよね。図書館の本を借りて、そのまま返却しないで自分のものとする人もいます。

レンタル会社が延滞料を取り決めているのは、延滞料でもとらないと返さない人が多いからです。

自分自身もそうかもしれませんし、もしくは自分の周囲にも借りたものを返さない人がたくさんいます。

借金を返さない人がいるのもある意味では仕方がないですよね。

消費者金融からの借金は借りたお金とは言え、そのお金の使い道については自由です。その自由があることが、借りたものであることを忘れさせるのかもしれません。

また、何かで5万円が必要になったとき、5万円だけを借りれば良いものを、ちょっとお金が欲しいなということで10万円借りる人がいます

10万円のうち5万円は自由に使えるお金で、とてもテンションが上がってしまいます。

でも、それはいつか返さなくてはいけないお金で、どこからか降ってきたお金ではないですよね。

借りたお金だということを忘れて使ってしまえば、後から返済がきたときに困ることになります。

無計画にお金を使ってしまい、返済期日がきて支払いができなくなったとき、そこでまた借金をしてしまえばもう終わりです。

 

 

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