借金返済が長期になるなら金利を止めてもらうことも可能
消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用するのに、抵抗を感じない人が増えています。
でも、何の抵抗を感じずに消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用する人は、金利に対してとても疎いと言わざるを得ません。
金利は1カ月数千円だから安いと感じるかもしれませんが、それが長期になればかなりの負担になっていきます。
例えば、50万円の借入があったとしましょう。年率18%で1カ月にかかる金利は7500円になります。1カ月7500円なら50万円を借りられることを考えれば、まあ許せる範囲かもしれません。
でも、これが1年になると9万円にもなります。さらに、3年で27万円、5年で45万円、7年で63万円にもなります。
また、借金の総額が200万円にもなれば、1カ月の金利は3万円になります。借金が500万円なら毎月6万円の金利が発生するということです。
借金500万円の人は毎月6万円の支払いをしても借金は少しも減って行きません。毎月10万円支払いしていったとしても返済期間は10年以上になります。
これでは完済など夢の話です。そんな返済計画はほぼ達成不可能だと考えた方が身のためです。
そのため、あまりに返済が長期になるようなら、債権者に金利を止めてもらうのが良いでしょう。
借金500万円でも金利を止めてもらえば、毎月10万円の支払いなら4年2カ月で終わります。これが現実的な支払です。
債権者側も返済の途中で破綻されるよりは、金利をカットしてでも元金を回収したいと考える傾向にありますので、頼めば意外と受け入れてくれます。
あまりにも長い返済は無謀なので、金利を止めてもらうことが必要です。