借入当初と返済が厳しくなった頃の借入理由の違い

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借入当初と返済が厳しくなった頃の借入理由の違い

弁護士や司法書士に相談した人を対象にしたある調査によると、借入当初と返済が厳しくなった頃の借入理由には違いがあるとのことです。

だいたい想像はできると思いますが、数字としてここでは見て行きましょう。

借入当初での借入理由(複数回答)では、「収入の減少が」25.6%で最多です

次に「低収入」が20.0%、「借金返済」が19.8%、「事業資金の補填」が16.2%、物品購入が14.2%と続きます

一方、返済が厳しくなった頃の借入理由では、「借金返済」が51.5%、「収入の減少」が45.1%で圧倒的に多くなります

次に「低収入」が20.9%、「事業資金の補填」が12.5%、「ギャンブル費」が12.0%と続きます

どちらも「借金返済」が上位というのは、いかに利用者がしてはいけない「返済のための借入」をしているかです。

また逆に言うと、「返済のための借入」をしているから債務整理をすることになったとも言えます。

それから、「収入減」もどちらも上位です。収入減でライフスタイルを下げることができれば良いのですが、維持するために借金をする人が多いのでしょう。

収入減を借金の理由にすることで、借金を人のせいにしたい気持ちはわかりますが、収入減になってもそれに見合った生活をすれば済む話です。

収入減を言い訳に借金に走るのではなく、減った収入内で生活するように努力することが大切です。

 

 

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