詐欺にあってお金を失ったため

元消費者金融マンが語る【借金返済のいろは】TOP > 借金をする理由 > 詐欺にあってお金を失ったため

詐欺にあってお金を失ったため

詐欺などに騙されてお金を失った場合、貯蓄や換金できる資産がなければ借金をしてピンチを乗り切る人がいます。

警察に届け出ても、お金が返ってくるわけではありません。失ったお金は借金で補填しなければならないのです。

消費者金融業者で勤務していると、詐欺などに騙される人が本当に多いことに気づかされます。

プロの詐欺師だけでなく、ちょっとした知人に騙されてというケースも非常に多いです

融資の受付の際、知り合いにお金を騙し取られてしまったからお金を貸して欲しいと言う人が何人もいました。

また、支払いの相談を受けているときに、騙されてお金を失ったから支払えない、どこか貸してくれるところを紹介してほしいなどと言われたこともあります。

騙されてお金を失ったことで延滞するのは仕方がないのですが、それで新たに借金をするのはやめたほうが良いです

新たな借金をするぐらいなら、すべての貸金業者に連絡して支払いを待ってもらうようにした方が良いと、そんなときには助言していました。

詐欺などにあってお金を失ったときには精神的なショックがあり、冷静な判断がなかなかできません。

自暴自棄にもなりやすいので、返済のことも考えずに借金をする場合が多くなるのです。

詐欺に遭わないように気をつけるのが1番ですが、もし遭ってしまっても借金をしないようにしてください。

家賃が支払えないなら大家さんに、電話代が支払えないなら電話会社に事情を話して支払いを待ってもらいましょう

 

 

関連記事

  1. お金の管理能力次第
  2. 公共料金の滞納分支払いのため
  3. はっきりとした理由はわからない
  4. 訪問販売で高額商品を買わされたから
  5. 借入当初と返済が厳しくなった頃の借入理由の違い
  6. 東京都が調査した「借金の理由」順位
  7. 無利息キャンペーンに釣れて
  8. 配偶者に内緒にしたいお金
  9. 増税
  10. 貸金業者から勧められて