知人への借金返済のため

知人への借金返済のため

消費者金融から借入をしたり、クレジットカードでキャッシングしたりする人の中には、知人からも借金をしている人がいます。

消費者金融業者で勤務しているとき、延滞顧客からは知人への借金があるということをよく聞きました。

弁護士が介入した場合でも、負債内容に知人からの借金が明記されていることも多いです。

そのため、知人への借金返済のために消費者金融から借金をする人がたくさんいます。

知人から借金をする場合、それは完全なる信用のみでお金を借りることになります。

知人への借金は業者からの借金と違い、返さなければ人間関係が崩れてしまうということで、督促が厳しくなくても、無利子でも、借りた方は相当のプレッシャーを受けるはずです。

無利子で知人からお金を借りたほうが、高い金利を支払って消費者金融からお金を借りるよりも良いとは、みんながみんなそう思うわけではないはずです。

知人との関係を崩したくない場合には、消費者金融で借金してでも知人への借金返済を優先したいと考えるのはわかりますよね。

支払いができなくて同じ迷惑をかけるなら、知人よりも業者のほうが気は楽ですよね。

ただ、知人への借金返済のために業者から借金をする行為は、借金返済のための借金になりますので、絶対にしてはいけない行為となります。

しかも、金利のないもしくは低いところから高いところへの借り換えとなりますので、これは破綻するパターンの代表的なものになってしまいます。

知人からの借金も、しっかりとした返済計画のもとで借入しなければならず、返済の目処もない借金は知人からでもしてはいけません。