請求書を家族に見られたと怒ってくる顧客
消費者金融では顧客の個人情報を非常に神経質に扱っています。個人情報が外部に漏れないようにするのは当然として、たとえ顧客の家族からの問い合わせがあっても、一切答えないようにしています。
請求書に関しても封書を用いて、今は社名を出さずに差出人を個人名にして発送しています。そうした配慮をすることは貸金業規制法にも定められています。
ただ、差出人が個人名になっている封書を、顧客の家族が勝手に開封してしまうことはあります。
その場合、借金のことを知らせていなかった家族が顧客本人に迫り、家族間で問題が起こることがあります。
そうすると、顧客が消費者金融業者に、請求書を家族に見られたと怒ってくることがあります。
請求書を送ったせいで家族に借金を知られ、大きな損害を受けたというのです。どう責任をとってくれるのだと恐喝まがいのことをしてくる人もいました。
請求書は封書に個人名で出されています。これ以上の配慮はしようがありませんよね。それに、返済期日を守らないことがもともとの原因です。
自分が悪いのに消費者金融に喰ってかかるのはいかがなものでしょうか？
また、家族宛ての封書を勝手に開封する行為は、郵便法で定められた禁止行為になります。誰が１番悪いかと言えば延滞した本人ですが、勝手に封書の中身を見た家族も悪いのです。
それから、一般的には家族で１つの家計になるのですから、借金を家族に内緒にする行為は好ましいとは言えません。
この件に関して消費者金融に非はありませんので、怒鳴られる筋合いはないはずです。
